飯能市メガソーラー疑惑

阿須山中サッカー場問題解説 by azneko

林地開発許可から1年/許可処分は不当

林地開発許可から一年が経過した

飯能市阿須山中土地有効活用事業の最優秀提案事業である「飯能の未来を託す子どもの育成環境整備と地方創生のためのシティプロモーションの実現」のためと称するサッカー場建設0.97haと付帯施設とされる発電容量6.4MWのメガソーラー建設が進行中である。

合計の開発面積18.8ha(うち市有地17ha)にかかる林地開発許可が埼玉県から事業者(一社)飯能インターナショナル・スポーツアカデミーに対して通知されたのが、昨年、2020年9月25日であった。

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「申請内容の虚偽」は取消条項に抵触

しかし、住民説明会における事業同意書が虚偽であったことが判明しており、これは、林地開発許可事務取扱要領第16条「事業者は、許可を受けた開発行為が次の各号のいずれかに該当するときは、知事により許可の取消処分を受けることがある。」の第二号「事業者の申請内容が虚偽であった場合」に該当し、取消処分の対象となりうる事案となっている。

他の市民からの指摘もあり、この申請内容の虚偽を県側は許可処分前に認識していたと考えられる。

このことは、住民78名による行政不服審査請求(2020年12月受理、2021年7月棄却)の申請理由の一部を構成することとなった。

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県は、許可申請における虚偽内容があり、所管が認識していたにもかかわらず、許可処分を行ったのである。

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埼玉県飯能市阿須山中地内