飯能市メガソーラー疑惑

阿須山中サッカー場問題解説 by azneko

市民の声は無視されるべきか/ある推進議員の主張

飯能市議会の保守系市議である野口和彦氏の同事業の正当性を主張する2つの動画を含む解説文がFacebook飯能会に投稿された。同会は飯能市関連最大のFBグループである。
推進派市議が自らが、市民に対して直接に阿須山中土地有効活用事業の「正当性」を主張することは希有である。その点は評価する。

同事業の「正当性」を市議選投票前に示して、推進派である自らの得票に繋げようとしたと思われるが、当初から彼の主張は論理破綻を来しており、感情と非論理性が暴走している。その一例を次に示す。

(例1)(市民説明会の開催を求める住民・市民の要望に市が応えないのは)「それを反対派の過激な方達が阻止しているんですね。残念な事です。」
(例2)「水掛け論になりますので、これからのコメントは控えますが、過去に市長選挙に敗北された方々が敗戦の論を語るばかりで、未来の政策がありません。」
[解説]市民側は根拠を示し、冷静な議論を進めており、水掛け論にはなっていないにもかかわらず、野口氏は、既に、1回目の反論で論理展開できず逃走しようとしている。また、討論する相手が市長選出馬経験者であることは、議論とは関係なく、誹謗中傷とも受け取られかねない発言である。
(例3)「市の部長答弁に関しては、行政職員は法のもと働いてますので嘘などつきません。」
[解説]青田産業環境部長が一般質問への答弁を装い市民団体を希少種コクラン踏みつけ犯人に仕立て上げた件に関わるコメント。偽証および根拠公文書の虚偽作成の疑いが持たれている。行政職員であっても嘘をつく場合があることは常識である。
 
野口市議あるいは癒着するグループ管理人による検閲・削除が予想されるため、当ブログでは、更新ごとに投稿を保存している。

Facebook飯能会は、誰でも閲覧できる。ご一読をおすすめする。
https://www.facebook.com/groups/279996098869127/permalink/1797155663819822/

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阿須山中開発用地:伐採が完了しつつある。今後、造成段階に進む。2021年4月下旬

記事タイトル変更:2021年5月2日

不正開票をさせないために

ひとつ前の投稿で書いたとおり、市幹部によって、憲法19条や地方公務員法36条に抵触しかねない特定立候補者応援指示が市職員に対してあったとしたら大問題である。
遵法意識に欠けるおそれのある飯能市である。市選挙管理委員会に対して特定候補者、とくに、阿須山中土地有効活用事業に反対する候補者を落選させることを命じかねない。
独立性が保たれるはずの選管だが、ここは飯能市である。
したがって、より多くの市民による開票監視が重要。
開票場所の飯能市立飯能第一小学校体育館では、4月25日(日)投票終了後(開始時刻は飯能市HPで要確認)から一般人が入場して開票作業の見学ができる。
ぜひ、おすすめしたい。

市議選応援職員動員事件/違法行為の疑いも

市長独裁を思わせる異様な光景

2021年4月23日正午過ぎ、飯能市議会議員選挙候補者の加涌弘貴候補(現職)、武田一宏候補(新人。事業者顧問兼県議内沼ひろし氏元秘書)が飯能市役所駐車場で演説を開始する前から、約40名の市職員が動員されて、整列。ほぼ直立不動で二人の候補者に視線を送り、演説が終わるたびに拍手喝采。途中で候補者それぞれに対して大久保勝市長が応援演説を行った。

その光景はさながら独裁国家のように異様。個人個人の自由意志で休憩時に行った行為とは考えられない。

職務時間中であっても、休憩時間中であっても、これは、憲法19条に定めた思想・良心の自由を侵害、さらに、地方公務員法36条、公職選挙法に抵触しかねない業務命令をその上司たる市長あるいは市幹部が行ったと考えられよう。

その後、市民派無所属候補の長谷川じゅんこ氏の演説となった際には、職員らは、潮が引いたように庁舎内に戻っていった。

今回の出来事は、さらに、市長あるいは市幹部の上記二人の候補者との癒着関係を示すものといえる。

tarn1224氏が、その異様さをまざまざと撮影している。

なお、この前日22日には、ベテラン議員、新人・女性・共産市議への理不尽な議事進行・動議等で知られる野田直人議員が同様に市長、市職員から応援を受けている。

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