検証報告書は、公募の公正性の強調を自画自賛に言うだけで、その根拠は示されない。
当ブログでは、4回にわたり、公募の検証を行っている。その中でも、奇異な飯能市の不正行為を挙げる。
広報はんのう&地元紙掲載が募集締切後
「広報はんのう」への掲載が、参加表明書締切後3週間以上を経た2017年12月号であった。また、地元紙文化新聞への掲載は同締切後4日後であった。
応募の対象を狭めるこの行為は、特定事業者が公募前から決まっていたことの傍証となり得る。
検証報告書では、この重大な事実に触れていない。
公募名 | 阿須山中土地有効活用事業者公募 |
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担当部署 | 財務部 管財課 |
公募要領公表及び参加表明書受付開始日 | 2017年10月13日 |
同受付締切日 | 2017年11月6日 |
広報はんのう 募集告知 | なし(締切日の約3週間後配布2017年12月号掲載) |
文化新聞ネット版 締切前掲載 | なし(締切日の4日後11月10日号掲載) |
文化新聞2017年11月10日ネット版
阿須「山中」の有効活用 市が民間に貸し出し | 文化新聞|飯能・日高両市の最新ニュース
広報誌は重要なメディア
公募にあたっては、「広報はんのう」など各自治体発行の広報誌は、ネット活用が進む現在でも、重要なメディアとなっている。内閣府の調査がそのことを示している。
第2部 第2章 3.公募に当たって - 内閣府
当ブログ全4回の公募検証
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