飯能市メガソーラー疑惑

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県知事へ再度の提案/事業者顧問が環境農林委員長である件

埼玉県・大野元裕県知事に再度の提案

(以下、2020年9月15日、埼玉県HP「知事への提案」メールフォームで送信した )

 日夜、県民のために、環境行政、農林行政につきまして、ご努力を傾けていらっしゃることに敬意を表します。
 さて、飯能市阿須山中土地有効活用事業最優秀提案事業にかかる、許認可のうち、県は当該事業者からの林地開発許可申請について、現在、事務処理中です。
 また、許認可ではありませんが、県野生希少動植物種保護条例により阿須山中開発予定地内に発見された県内希少動植物種に指定されているコクランの保全措置を実施しない限り開発はできないことになっています。これについては、環境部長は林地開発許可が下りない限りにおいて、保全措置の実施はないだろうとの見解を示しています。
 保全措置は移植となりますので、ほぼ成功の前例がないため移植は実質的には廃棄と同様の意味をもつでしょう。
 さて、この2つの案件について、飯能市出身の埼玉県議会議員である内沼博史氏が、環境農林委員長として担当部署である環境部と農林部に影響力を行使し得ることをご存じでしょうか。彼は、当該事業者の顧問であります。
 これは地方自治法の除斥条項に該当はしないものの、きわめて、不適正であると考えられます。したがって、内沼氏が環境農林委員長を辞任あるいは解任されるまで、当該事業者にかかる、農林部および環境部で取り扱う案件については、受理しないのが適当と考えます。
 まずは、当該事業者にかかる林地開発許可の不許可処分を何卒お願いいたします。その後は、内沼氏が同委員長職にある限りは当該事業者にかかる林地開発許可申請につきましては受理しないようにお願いいたします。
 賢明なご判断をよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございます。

以上

【参考】最初の「県知事への提案」→「埼玉県知事からの回答」